【レポート】WILL2023@オンライン:「定例オンライン会議(3) 」を開催しました
WILL2023@オンラインにファンドレイザーとして参加している岸本英嗣(きしもと・ひでつぐ)@MarriageForAllJapan と申します。
いきなりですが、私は最近「お米」にハマってます。
体重を上げるために炭水化物を増やそうと、ここ数年ほぼ口にしていなかったお米を食べてみたところ、あまりのおいしさにビックリしました。
さすが主食、主たる食事を名乗って他の食材にマウントとってるのも頷けるレベルの旨さです。
おかずもいらないくらいおいしく、コスパも最高ですので、みなさんぜひお試しください。
そんなことはさておき、8月23日(水) 、甲子園決勝で日本中が盛り上がっている中、WILL2023@オンラインの定例ミーティング(3) が開催されました。
甲子園決勝にも負けないくらいの盛り上がりを見せたその様子をレポートします。
今回のメインテーマは、「変化の法則」と「相関図」のブラッシュアップでした。
その中でも、特に「相関図」のブラッシュアップがメインでしたので、本記事でもそちらを重点的にお伝えします。
「変化の法則」とは、自分たちが取り組む社会課題について、「何が問題か? どこにアプローチするか?」ということを可視化したものです。
⇒「変化の法則」については定例ミーティング(1) のレポートをご覧ください。
また、「相関図」とは、「変化の法則」で可視化された問題に対し、「誰と、どのように取り組んでいくか?」ということを可視化したものです。
「相関図」は、同じ目的(社会課題の解決)のために自分たちとは違う役割を果たしている方々を明らかにして、自分たちが果たす役割をより明確にすることに主な目的があると私は考えています。
また、同じ目的のために活動している方たちを可視化することで、その方たちを巻き込んで課題解決を加速させていくという目的もあると思っています。
まず、うりずんチーム、こども未来チームのそれぞれから発表がありました。
●うりずんチームの「相関図」
うりずんチームの「相関図」は、医療的ケア児とその家族を支える方たちのつながりを、「生きるために必要不可欠なつながり」と「暮らしに活力や彩りを加えるつながり」に分けている点がすばらしいと思いました。
生きるために必要不可欠な関係性だけでなく、暮らしに活力や彩りを加える関係性があって初めて、医療的ケア児とその家族を本当に助けることになるんだ、というみなさんの思いが伝わってきました。
また、うりずんさんご自身が「うりずん応援団」「地元企業など」「地域の人々」と連携して、「楽しく安心して過ごせる居場所をつくる」という大きな役割を担っていることがとてもわかりやすく示されています。
さらに、「暖かい輪のようなつながり」をイメージしたというデザインについても、自分たちの活動に対する思いがしっかり込められていて、感銘を受けました。
●こども未来チームの「相関図」
こども未来チームの「相関図」は、医療的ケア児・重症児とその家族を支える方たちを明らかにし、それぞれの役割についても言語化した上で、自分たちの役割を大きく3つに定義しています。
今、医療的ケア児・重症児とその家族に何が必要なのか、何が足りていないのか、ということを踏まえ、自分たちが果たすべき役割を大きく3つに定義したこの「相関図」も、とてもわかりやすいものになっていると感じました。
また、医療的ケア児・重症児とその家族の「困りごとや問題を調査して届ける、叶える」という役割の定義に、当事者のみなさんに常に寄り添って伴走していくんだ、というこども未来のみなさんの思いが表れていると感じました。
●Next Step「ロジックモデル」
その後、各チームに分かれての議論になりました。
次は、「何が問題か? どこにアプローチするか?」を示す「変化の法則」と、「誰と、どのように取り組んでいくか?」を示す「相関図」を踏まえ、いよいよ「ロジックモデル」をつくっていきます。
「ロジックモデル」とは、「自分たちの活動からどのような成果を出すか」ということをロジカルに説明するもので、団体にとっては「目標」といってもよいかもしれません。
多くの方々から信頼され、ボランティアや寄付といったサポートをいただけるようになるためには「目標設定」はとても重要だと考えています。
これからもチームのみなさんとともに考え、悩み、限られた時間の中で、よりよい合意形成ができるように貢献したいと思います。
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