【レポート】WILL2023@オンライン:「定例オンライン会議(2) 」を開催しました

WILL2023@オンラインにトレーニーとして参加している松林です。

定例オンライン会議第2回の様子をレポートします。


今回のテーマは「相関図」ですが、まずは冒頭、前回発表した「変化の法則」のブラッシュアップについての発表がありました。

前回から各チームでミーティングを重ね、より整理された「変化の法則」になったと思います。

さまざまな環境、境遇の方々を対象にファンドレイジングをする上で、現在直面している社会課題に対していかに共感を得られるか、当事者意識を持ってもらえるかということが重要であり、ワードのチョイスや表現方法、ストーリーの見せ方などの表現の重要性を認識できました。


興味深かったのが、どちらのチームも医療的ケア児の置かれている環境という同じテーマに対し、こども未来チームは、医療的ケア児が置かれている状況を社会環境にフォーカスし、俯瞰して見た「マクロ的」な視点からアプローチされていました。

一方、うりずんチームは、実際にうりずんさんが置かれている状況や医療的ケア児の家族までをフォーカスした、ある意味「ミクロ的」な視点からアプローチをしていました。

同じ医療的ケア児の環境というテーマに対して、表現方法が違ったことが興味深かったです。

どちらがよい、悪いという話ではなく、おそらくそれぞれの施設の思いや考え方などがその違いを生むのかなと思いました。


続いて、「相関図」の発表です。両チームの「相関図」はどちらも、医療的ケア児とその家族を中心に、福祉サービス事業者や医療系サービス、地域、こども未来さん、うりずんさんがそれぞれどのような役割を担っているのか、わかりやすく整理されているなと感じました。


そして、後半は各チームに分かれて、「変化の法則」と「相関図」のさらなるブラッシュアップに取り組むミーティングとなりました。

特に、「相関図」の表現方法を改良して、初めて見る人にも何が問題なのかが伝わりやすくするということが、焦点となるのかなと感じました。


次回は、さらにブラッシュアップした「変化の法則」と「相関図」の発表、そして「ロジックモデル」の作成です。

WILLも回数を重ねてきて、両団体さんに対する解像度も上がってきているなと感じています。

チームメンバーからも刺激を受けながら、今後も切磋琢磨して、プログラムに参加していきたいです。