【レポート】WILL2024@オンライン:「定例オンライン会議(3) 」を開催しました
WILL2024@オンラインにファンドレイザー(FR)として参加している赤間(あかま)です。
8月27日(火) に開催されました定例オンライン会議(3) の内容をレポートします。
前回も相関図の作成に取り組みましたが、修正した変化の法則および作成した相関図について、意見交換やフィードバック(FB)をもらいつつ、完成させることをめざしました。
なお、次回以降は最難関ともいえるロジックモデルの作成が控えています。
毎回のMTGの冒頭では、恒例のチェックイン(今感じていることの共有)があります。
その中で印象的だったのが石神さん(がみちゃん)のコメントです。
「日本銀行の金融政策見直しにより半端なくやばい状況です」といった内容でした。
金融に縁のない方には、「なんのことやら?」と思われるかも知れません。
ですが、金融市場においては、ここ数十年なかったような大きな地殻変動が水面下で起きているのです。
それは「金利の引き上げ」です。
住宅ローンを検討中の方やローン返済中の方は少し聞いたことがあるかもしれません。
私も元金融関係の人間で、長らく証券マンでした。
株式市場はもとより、きっと債券市場などは大変な状態にあるのだろうなぁと、ふと思ってしましました。
同時に、大きな爪痕を残した能登半島地震の影響や台風、線状降水帯の発生、ゲリラ豪雨など、今年は自然災害も非常に多く、東南海トラフ地震の発生も危惧される状況の中、WILL2024のメンバー全員が無事に参加できたことにホッとしました。
私は東北は宮城県の出身です。
阪神淡路大震災、東日本大震災と大地震を乗り越えてきた現代の日本ですが、その過程で災害支援のボランティアが一般化し、NPOなどの非営利組織が続々と誕生しました。
そんな現代の日本において、社会課題の解決に真剣に向き合うNPO、それを支援しようとするトレーニーとFR、そして、めぐるのきむさんとこゆきさんなど、こうした集まりがあることに非常に感謝するとともに、その一員として加われていることが、非常に誇らしく思いました。
さて、他のメンバーのみなさんのチェックインでも、お盆明けということで移動による疲れ、また連日の猛暑により夏バテ気味のような状況がうかがえました。
ですが、せっかく多くの方が同じ目的のもとに集っています。
全員が暑さや疲れに負けず、気を取り直して打ち合わせに望みました。
まずは、両チームから変化の法則、そして相関図について改善点や修正点を共有いただきました。
前回のFBでは、誰が受益者であるか、受益者を主語とした変化の法則、そして相関図となるようにといった指摘があり、両チームとも修正済みの質の高いアウトプットの共有がありました。
これはひとえに、WILLの定例MTG以外の時間で各チームのメンバーが集まって、議論しながらつくり上げた内容だからこそです。
そしてきむさんから、変化の法則と相関図の連動性について、また言葉の使い方について言及があり、それぞれFBやコメントをいただきました。
時間をかけて、ブラッシュアップしてつくり上げてきたつもりでしたが、それでも改善点が見つかり、なかなか完成といえる状態に到達できません。
具体的には、1つ目のポイントとして、変化の法則内で出てくる「レバレッジポイント」(より少ないリソースでより大きく持続的な成果をもたらす介入場所)が、相関図と連動しているかです。
そして、2つ目のポイントは、相関図において、関係各所と自団体の立ち位置や役割が可視化できているか。自団体の存在意義が表現できているか。
また3つ目のポイントとして、言葉の使い方について、世間一般に伝わる内容になってるか、それぞれFBがありました。
まとめると、将来の寄付者(≒自団体のことをよく知らない第三者)に資料を見てもらうといったシチュエーションを想像した場合に、必要性が感じられ、自団体の活動や存在意義が正しく伝わる資料になっているか。
つまり、寄付したいと思える資料か、その視点が最も重視されるポイントであると私は受け止めました。
両チームとも変化の法則・相関図とも、シンプルでありながらも現状がしっかりと可視化されており、しっかりと内容が伝わる印象を受けていました。
ですが、第三者目線で見た場合、まだまだ改善の余地があるということも浮き彫りになりました。
具体的なFBポイントとしては、自団体のレバレッジポイントや強みについて、変化の法則および相関図上で一致しており、かつ、しっかりと相手に伝わる内容かといった点です。
WILLのゴールは寄付を募ることも含まれます。
前回は自団体目線に偏ってしまい、受益者の目線が不足していましたが、今回は寄付者や第三者目線の重要さも認識できました。
それはそうです。
いくら資料をつくったところで、相手に伝わらない資料であれば、それは意味がありません。
なぜなら賛同を得られないし、寄付にもつながらないからです。
前半戦が終わり、後半戦はブレイクアウトルームに分かれてチーム毎に議論を行いました。
ブレイクアウトルームでは、次回の定例MTGに向けた話し合いやタスクの整理、また今回のFBを踏まえた改善点の確認などを行い、次回までの宿題(ロジックモデルの作成=まずは土台づくり)について役割分担を行いました。
なお、ロジックモデルについては、FR以外は作成した経験がないと思われるため、次回の宿題に戦々恐々としながらも、次回の定例に向けて心を新たにしました。
※なお、Sinceチームでは各メンバーがそれぞれロジックモデルを作成して、次回のチームMTGで共有し合うことになりました。
宿題:ロジックモデルの作成
・団体のビジョン・ミッションがとても重要になること
・ぶれないことが大事。FRが中心となって作成していくこと
・簡単に大枠を作成すること
次回のMTGでは、両チームからどんなロジックモデルの土台が出てくるのか非常に楽しみです。
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