【レポート】WILL2024@オンライン:「ファンドレイザー募集説明会」を開催しました
めぐるの長谷川です。
今年で4回目を迎える「WILL2024@オンライン」のファンドレイザー募集説明会をオンラインで開催し、9名(参加できなかった5名には本説明会の動画を共有)のみなさまにご参加いただきました。
WILLでは、金融機関等の役職員のみなさん(トレーニー)が、協力先のファンドレイザーとともに3~4名程度のチームをつくり、定例オンライン会議等を通して支援先のNPO等の「社会を変える」計画と“志金”調達計画を策定します。
今年もファンドレイザーには、認定NPO法人日本ファンドレイジング協会が2016年度から開催している「ファンドレイジング・スクール」の卒業生を中心にお声がけさせていただきました。
説明会には、これまでのWILLにファンドレイザーとして参加してくれたしょういんさん(安井さん/「WILL2021」ファンドレイザー)、やまもっちゃん(山本さん/「WILL2023」ファンドレイザー)をゲストにお招きしました。
お二人には、WILLを振り返って、金融機関から参加するトレーニーとどんな役割分担で支援先とかかわっていたのか、どんなことが印象的だったか等をお話いただきました。
「具体的な活動内容について(時間やエネルギー量など)を知りたい」「金融機関に勤務した経験はありませんが、伴走支援は可能でしょうか」といった参加者からの質問にも、先輩ファンドレイザーとして丁寧に実体験を踏まえて回答してくれました。
オンラインの画面越しではありますが、みなさんと実際に対面して、どんな方がファンドレイザーとして応募してくれるのか楽しみになりました。
今後は、2024年5月末で今年の支援先募集を締め切り、6月中に支援先を選考し、7月から半年間の伴走支援がスタートする予定です。
今年のWILLに参加されるファンドレイザーの経歴や参加動機等は、以下をご覧ください。
●赤間康浩さん
(1) 社会人経験年数:20年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:ときどき参加(年に数回)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:地域でお金を循環させるという部分、それに会社として賛同している金融機関があることに感銘を受けました。また木村さんの夢(金融機関のポテンシャルの高さを信じているというお話)と、金融機関の中にファンドレイザーを増やしていくという部分に共感できたこと、また自分の中の直観やタイミングというのもあります。
●木暮里咲さん
(1) 社会人経験年数:2年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:頻繁に参加(月に1回以上)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:ファンドレイジングスクールで1年間、幅広くファンドレイジングについて学んできました。実務としてファンドレイジングには関わっているものの、全体像で見るとほんの一部だなと思っていますし、それを課題だとも思っています。その中で、いきなりどこからの団体に入ってというのはハードルが少し高いのではないかと思いながら、こういう機会に巡り合うことができました。自分自身もサポートがありながら、そして一緒に担当する仲間もいて取り組めること、これが次のステップとして自分へのチャレンジになるのではないかと思いました。まだまだ未経験ではありますが、チャレンジしてみたいと思ったこと、そして本業でも継続寄付募集を扱っていくということで親和性はあるのではないかと思っています。サポートしていく団体と出会い、そしてチャレンジもしつつしっかりと向き合ってサポートしていくことができればと思い、参加させていただきたいと考えています。
●田村雅人さん
(1) 社会人経験年数:40年以上
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:頻繁に参加(月に1回以上)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:WILL2024に参加させていただくことで、ファンドレイザーとしての経験値を積みたいと思っています。ファンドレイジングスクールで学んだことを活かし、チームで対話しながら実践提案の補助ができ、そのフィードバックもいただくことができます。この経験がファンドレイザーとして大切な経験値となります。今回は金融関係のみなさん(トレーニー)とともに活動できるということで、金融関係のお話をたくさんいただけることにも期待しています。
●横山正宏さん
(1) 社会人経験年数:11年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:頻繁に参加(月に1回以上)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:ファンドレイジングの実践力を高めたいという理由から、ファンドレイザーとしての参画を希望します。私は公認会計士として、企業・NPOの双方に会計バックオフィス支援を実施しておりまして、「ビジネスとソーシャルの橋渡し役」をめざしてます。その一環で、24年2月にファンドレイジングスクール修了、24年4月に認定ファンドレイザーを取得しました。これからファンドレイザーとしても、NPO・企業・社会に役に立っていきたいと考えている中で、めぐるの木村さんからWILL2024のお話をお伺いし、支援先の方々・金融機関の方々・事務局の方々とともに、「社会を変える」計画と“志金”調達計画を考える一助になりたいとともに、自分自身のファンドレイジングの実践力向上も果たしていきたいです。
※参考:WILL2024@オンラインに参加する「金融機関等」について
●参加する金融機関名(職員数)
・あかぎ信用組合(1名)
・九州労働金庫(1名)
・栃木銀行(1名)
⇒その他、JPBV賛助会員(サポーター)が1名参加します。
●参加動機
・前回参加させていただき、知見やつながりを得たため、今回も参加したい
・ソーシャルビジネスに興味がある
・中小診断士としてソーシャルビジネスの支援をしていきたいと考えている。WILLを通じて切磋琢磨したい
・ソーシャルビジネスの知識取得、自身の成長
以上
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