【レポート】WILL2023@オンライン: 認定NPO法人うりずん(栃木県宇都宮市)を訪問しました

WILL2023@オンラインにトレーナーとして参加している松林です。


今回、宇都宮で重度障がい児者医療的ケア支援事業を運営されていて、WILL2023@オンラインの支援先である「うりずん」さんを訪問してきました。

訪問メンバーは自分の他に、めぐるの木村さんと長谷川さんと、ファンドレイザーの矢野さんです。(矢野さんは定例ミーティング前の合流となりました。)

普段オンラインで顔を合わせている方たちと、初めてリアルでお会いできてうれしかったです。


うりずんさん側でご対応いただいたのは我妻さんと内尾さん。

ご挨拶の後に、我妻さんと内尾さんからうりずんさんができた経緯から現在に至るまでの歴史を紹介していただききました。


うりずんさんの紹介パンフレットの表紙になっている男の子が、うりずんさん開所のきっかけとなったこと。

2008年の開所した当初は、高橋理事長が営まれていたクリニックの一部を預かり所としており、決して恵まれた環境ではないながら、医療的ケア児の預かり事業に奔走されてきたこと。

地域で持続的な活動を行っていくために、認定NPO法人として現在は活動されていること等、うりずんさんが栃木県における医療的ケア支援事業を切り拓いてきた歴史をわかりやすくご紹介いただきました。


また、その後は施設内の紹介をしていただきました。

とてもきれいですてきな空間で、重々しい雰囲気はまったくなく、アットホームな空気が流れていたことがとても印象的で、スタッフさんたちもみなさん、よい雰囲気で、利用されている子どもたちもリラックスしているように見えました。

季節のイベントなどにもスタッフさんがみんな本気で取り組むことで、子どもたちにとても喜んでもらっており、それがスタッフさん自身も楽しみになっているとのことでした。


我妻さんが「ディズニーランドのように、子どもたちが来ることにワクワクしてもらえるような施設にしたい。うりずんはエンターテイメント施設なんです」と仰っていたのがとても印象的で、うりずんさんを象徴するものだなと思いました。

このような施設が全国に増えていき、ただの預かり場所から、安心して楽しみながら利用できるうりずんモデルの預かり場所が増えてくれば、全国の医療的ケア児とその家族が救われるなと感じました。

自分自身も障がい児の親であり、うりずんさんのような団体がいてくれることが、とても心強く、うれしく思いました。

お忙しい中、ご丁寧にご案内いただいた我妻さん、内尾さん、ありがとうございました。

また、このような機会をつくってくれたWILLに感謝いたします。