【レポート】WILL2023@オンライン:「キックオフ会」を開催しました
キックオフ会 報告 矢野
2023/7/5、15:00-17:00
初めての全員集合顔合わせ会となった。
日程は(1) 自己紹介(30分)、(2) 「チーム運営3か条」をつくる(40分)、(3) 「社会を変える」計画シートの共有(40分)だった。
自己紹介は事前提出に「自己紹介シート」をつかって、うりずんチーム、こども未来チームの順でそれぞれ1分しゃべる。
だが案の定、想定より15分ぐらいかかった。
動機として「ファンドレイジングして寄付を集める!」のほか、自己研鑽(ファンドレイザーとしての実践の場など)や、人脈広げたい(金融機関とNPOと関係づくり等)の3つぐらいがあった。
次のミッションは「チーム運営の3か条」づくり。
チームごとに分かれて話したが、その前にきむさん(木村さん)は考えるヒントとして「最強のチームとは」を考えてと全員にお題。
5分考え、チャットにそれぞれが書き込んだ後、チームに分かれて3つ出すことにした。
団体名など具体的であればとてもよいとのことで、また、過去の自分の経験からもよいとのことで「それなりに人生が長い矢野にとってはトクだな」と思った。
15分ぐらいチーム検討、その後全大会で発表した中身は、
うりずんチーム(栃木チーム):①みんななかよく、②一体感を持って進める、③課題についてあらゆる方向から全てやってみる。
こども未来チーム(京都チーム):①やるしかない、②みんなでやる、③できるまでやる
全体会で、「みんななかよく」はなかよくすることだけをめざすとヤバイかもとの意見があり、さらに検討するという付帯条件付き。
また、京都チームは「やる」「がんばる」体育会系イメージで、少しゆるめたら、などが再検討の課題かもとの発表だった。
(3) の「社会を変える」計画シートの共有はチームごとに分かれて実施。
支援先から事前に提出してもらったシートに基づいての発表だ。
栃木・うりずんは、我妻事務局長から「実現したいこと」「ミッション」「課題」等について話してもらい、その後チームメンバーが質問する形式だった。
栃木チームでは、「医療的ケア児、と親」だけでなく「者」も対象ではないかという質問や、母親が働けない、睡眠不足、家族が社会から孤立している現状話された。
また、国の制度のほかに自治体の制度が「ある所/ない所」との制度のムラや、例えばレスパイトサービスも出来高払いなので事業所の維持・運営が難しいなどの事業所自体が増えないなどの多様な課題の共有があった。
最後は全体会で、宿題が出された。
「社会を変える」計画シートをもとに「変化の法則」を2週間後までに支援先がつくる、というもの。
基本は支援先が「変化の法則」をつくるが、その間にチームで応援してもいい、というもの。
ちなみに「変化の法則」とは、「悪循環の図」から「好循環の図」に変える比較一覧図である。
再びチームに分かれて検討。
栃木・うりずんチームは、1週間でうりずんが案をつくり、メッセンジャーでメンバーに公開。
それにコメントし、7/19に発表、という段取りになった。
感想:
7/5は総じてチームづくりと課題の共有の回であった。
きむにいは、こうやって全国の人と仕事をし、かつローカルな人たちのネットワークをつくっているのだなと思った。
日本NPOセンターより具体的だと思った。
日常的には自分(たち)の事業が優先しているので、社会を変えるという大義を見失ってしまいがちだ。
地域づくりはこのような旗印のもとに集まった新たな人たちのネットワークでつくっていけるのだと思った。(矢野)
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