【レポート】WILL2023@オンライン:「オリエンテーション」を開催しました
1.WILLを共催する「JPBV」とは?
江上さんより、JPBVが設立された経緯や理念についての説明がありました。
社会課題の解決をめざす事業やプロジェクトに投融資し、金融を社会課題解決の「手段」として活用するのが「ジャストバンキング」。
一例として、オランダのトリオドス銀行の取り組みで、融資先が見える「透明性ある預金」の説明があり、預金者から求められる金融機関像について考えさせられました。
これらの具体的事例を掲載する2022年に刊行された『Just Money―未来から求められる金融』の紹介がありました。
JPBVは日本でのバリュー・ベース・バンキング(価値を大切にする金融)を実践していくために、金融関係者が対話・事例の共有・実践(WILLの事業等)を行う内容の説明がありました。
ソーシャル企業は資金調達手段が限られているので持続性に課題がある企業が多く、ソーシャルな事業をビジネスとして成り立たせることの重要性を認識しました。
2.「社会を変える」計画&“志金”調達計画づくりとは?
めぐるの木村さんから半年間の活動についての説明がありました。
「社会を変える」計画をつくる上での10のポイントが論理的につながることがよい計画に必要であると理解しました。
また、相関図ではどのような支援組織が他にあるのか、具体的にどんな方に支援してもらうのか(ペルソナシートを使って)、集めた志金をどう使うのか等を今後考えていくことになります。
10のポイントを一つひとつ丁寧に考えて、計画を立案していきたいと思います。
3.支援先2団体の情報共有
めぐるの木村さん、長谷川さんより支援先2団体と事前のオンライン会議をされた内容を共有いただきました。
前回の最終選考会で出た質問の回答や、2団体の今回申し込まれた動機、課題、将来ビジョン等を聞いてイメージが湧いてきました。
12月の“志金”調達計画の提案までファンドレイザーのみなさんと協力し、支援先企業さまに伴走していきたいと思います。
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