【レポート】WILL2023@オンライン:「ファンドレイザー募集説明会」を開催しました
めぐるの長谷川です。
今年度で3回目を迎えるJPBVソーシャルビジネス支援プログラム「WILL」2023@オンラインのファンドレイザー募集説明会を2023年5月17日(水) に開催し、4名のみなさまにご参加いただきました。
(参加申し込みをいただき、当日欠席された1名の方には、説明会の録画を共有しました。)
WILLでは、金融機関役職員のみなさん(トレーニー)が協力先のファンドレイザーとともに3~4名程度のチームをつくり、定例オンライン会議等を通して支援先のNPO等の「社会を変える」計画と“志金”調達計画を策定します。
今年度もファンドレイザーには、本プログラムの協力先である認定NPO法人日本ファンドレイジング協会が2016年度から開催している「ファンドレイジング・スクール」の卒業生の方にお声がけさせていただきました。
説明会は、参加者の方にどこ(都道府県や市町村)から参加しているのかと、今の気持ちを確認するところからスタートしました。
「ドキドキワクワク」「興味津々です」といった声が挙がっていました。
説明会にはこれまでのWILLにファンドレイザーとして参画してくれたみなさんも駆けつけてくれ、一昨年度のWILL2021@オンラインからは、きこさんとしょういんさん、昨年度のWILL2022@オンラインからは、さおりんとつるさんが参加してくれました。
WILLを振り返りながら、半年間どんなことを行ったのか、参加してみての感想等をお話いただきました。
「6ヵ月という期間がよかった。またやりたいと思うぐらい」「支援先の方やトレーニーが積極的に参加してくれ、一緒のチームになろうという姿勢が印象的だった」といったお話が出てきました。
「ミーティング以外の時間の拘束はどのくらいになるのか?」「経験がなくて大丈夫ということですが、参加することの責任の重さが気になります」といった参加者からの質問や感想に、4名の先輩ファンドレイザーたちが実体験から丁寧に回答してくれました。
今後は2023年6月にWILL2023@オンラインの支援先を選考し、7月からプログラムがスタートする予定です。
今年度参加されるファンドレイザーの経歴や参加動機等は以下をご覧ください。
★京都信用金庫チーム(ファンドレイジング・スクール卒業生で構成)★
●岸本尚子さん
(1) 社会人経験年数:14年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:頻繁に参加(月に1回以上)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:
自団体では広報をメインに担当しているためファンドレイジングに直接的に関与する機会が少ないことと、自団体以外のやり方を学び、今後の経験に活かしていきたいからです。金融を専門にされている方々と協業できることも魅力に感じています。
●岸本英嗣さん
(1) 社会人経験年数:11年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:頻繁に参加(月に1回以上)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:
認定ファンドレイザー・中小企業診断士として、実際の活動と貢献を通じて学びを深めたいと考えたためです。
●山本彩海さん
(1) 社会人経験年数:17年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:頻繁に参加(月に1回以上)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:
ファンドレイザーとして実践の場を経験したい、ということが理由です。私は自分が代表を務めるNPO法人があり、そこで役立てるためにファンドレイジングスクールに入学しました。ただ、自団体の基本的なファンドレイジングは自分で行っても、今後団体を発展させるときには外部の方にファンドレイザーになっていただいたほうがよい、というのも、ケーススタディなど8ヶ月の学びの中で感じました。ファンドレイジングスクールでの学びの中で、純粋に社会課題を解決する団体を支援するというファンドレイザーにも純粋に興味が出てきて、自団体とは別にファンドレイザーとしての活動もしたいとこの半年ほど考えるようになっていました。私自身が設立から今に至るまで、さまざまな分野の多様な方の力で自分一人ではなし得ないことが実現していくのを目の当たりにし、ソーシャル分野の楽しさや苦しさ、おもしろさを知ったからです。代表ではなく一ファンドレイザーとして、そういった分野にかかわっていきたいと考えて、今回参加を希望いたします。
★栃木銀行チーム(栃木県内のソーシャルビジネス支援者で構成)★
●岩井俊宗さん
(1) 社会人経験年数:19年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:頻繁に参加(月に1回以上)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:社会をよりよくする活動の始まりは思いでありながらも、続けていくために仕組みや応援者を強くしていく必要があります。持続する条件を整える大変さを一緒につくっていきたいと思います。
●土崎雄祐さん
(1) 社会人経験年数:13年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:頻繁に参加(月に1回以上)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:支援先への伴走をとおして、社会変革に参加したいと思いました。金融機関職員による伴走を間近で学べるのを楽しみにしています。
●矢野正広さん
(1) 社会人経験年数:39年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:頻繁に参加(月に1回以上)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:寄付というお金には「人格」が付着しているので、それらがやりとりされる社会は、ウザイが助けてくれる人たちをたくさんつくる。イイ人をいっぱいつくりたい!
※参考:WILL2023@オンラインに参加する「金融機関」について
●参加する金融機関名(職員数)
・京都信用金庫(1名)
・株式会社栃木銀行(1名)
●参加動機
・毎年職員研修の一環としてお世話になっており、昨年度参加者からもぜひ来年度以降も続けるべきとの声がありました。
・当業態でもソーシャル分野の調査研究をしておりますが、実際に事業者に寄り添って事業計画や資金計画を作成する本プログラムに参加することで、新たな知見やノウハウを学べると思ったから。
以上
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