【レポート】WILL2025@オンライン:「振り返り会&懇親会」を開催しました

こんにちは!

WILL2025の最終レポートを担当いたします、西武信用金庫地域協創部の折江です。


前回レポートを執筆した際は、「WILLもあと2か月」という言葉から文章を書き始め、「もう2か月しかない」と書いていたのに、成果報告会を終えて「振り返り会&懇親会」のレポートを書いている時間軸を考えると、時間の有限さを考えさせられます。


今回の前半は、WILLを主催するJPBVの江上さんが進行を務め、今年のWILL参加者2人1組で「ナラティブ・アプローチ」という手法を活かした対話を行いました。

4つの問いかけが用意され、お互いがその問いかけについてペアの相手に話をするというものでした。


この「ナラティブ・アプローチ」という対話方法は、初めて体験するものでしたが、お互いの経験や考え方をじっくりと聴くことができ、普段の会話よりも他者について深く考察することができました。

また、この手法は他者の経験に対して、共感も違いもポジティブに捉えられるため、相手へのリスペクトが生まれやすい取り組みだと感じました。

最後にこれまでのWILLとは違う、興味深い体験ができたと感じています。

ナラティブ・アプローチを終えた後、各参加者が対話の感想を述べましたが、みなさん飾らない言葉でお話されていて、すべての感想が心に響くものでした。


最後の30分は懇親会!

半年間のほとんどをオンラインミーティングで過ごしてきた中で、成果報告会でのリアル対面での印象の違いや、当日のハプニングなどで盛り上がりました。

かなりフランクな感じで懇親会は進み、30分という時間があっという間に過ぎてしまいました。


6か月という、長いようで短かった期間。

WILL2025を通して知り合えたみなさまには、よき学びの機会や知見を授けてくださったことを改めて感謝いたします。

半年間、ありがとうございました。


【参考】WILL2025@オンライン:参加金融機関職員(トレーニー)の声(計4名/所属・肩書きは参加当時のもの)


●折江彩さん(西武信用金庫 地域協創部 主任) ※半年間の参加時間数:22時間

普段勤務しているだけでは出会えない人たちの価値観や思いを知ることができました。経験が違う人たちが集まり、一つの目標をめざして取り組むことは、大人になってからはなかなか経験できるものではないため、とても新鮮な気持ちで臨むことができました。思考の柔軟性を鍛えられ、多様性の真価を学ぶことができます。


●田中誠さん(株式会社栃木銀行 黒磯支店 支店長代理) ※半年間の参加時間数:80時間

ファンドレイザーという存在を本プログラムで初めて知りました。普段の融資業務ではあまり出会わない業種の方(NPO法人)とご一緒し、知見を深めたり、融資以外のサポート方法について学ぶことができました。主体的に知ろうと思ってもなかなか機会がない、普段知らないことを知るきっかけをつくることができます。


●前田祐樹さん(西武信用金庫 本郷支店 コーディネート担当) 


●安原隼人さん(玉島信用金庫 経営企画部兼リスク管理部 課長代理) ※半年間の参加時間数:50時間

実際にソーシャルビジネス事業者を支援できた経験は何物にも代えがたく、視野が広がりました。また、参加しているファンドレイザーやトレーニーの方たちとのつながりができたのも今後の財産です。プログラムの前半にトレーニーで集まり知識をインプットする時間があると、さらに充実した時間になったと思います。普段、意識していないであろうソーシャルビジネス事業者の実態を知ることができます。