【レポート】WILL2025@オンライン:「ファンドレイザー募集説明会」を開催しました
めぐるの長谷川です。
今年で5回目を迎える「WILL2025@オンライン」のファンドレイザー募集説明会をオンラインで開催し、16名(参加できなかった方には本説明会の動画を共有)のみなさまにお申し込みいただきました。
WILLでは、金融機関の役職員のみなさん(トレーニー)が、協力先のファンドレイザーとともに3~4名程度のチームをつくり、定例オンライン会議等を通して支援先のNPO等の「社会を変える」計画と“志金”調達計画を策定します。
ファンドレイザーには今年も、認定NPO法人日本ファンドレイジング協会が2016年度から開講している「ファンドレイジング・スクール」の卒業生を中心にお声がけさせていただきました。
説明会の前半は、支援先の募集要項や応募申請書等を説明した後、半年間のプログラムでどんなことを実施するのか、どんな成果物をつくっていくのかについてお話しました。
説明会の後半では、これまでのWILLに参加してくれた先輩ファンドレイザーのみなさんに、金融機関から参加するトレーニーとどんな役割分担で支援先とかかわったのか、どんなことが印象的だったか等をお話いただきました。
今年の説明会には、しょういんさん(安井さん/WILL2021)、さおりん(鴨澤さん/WILL2022)、あかまさん(赤間さん/WILL2024)、tamaさん(田村さん/WILL2024)の4名の先輩ファンドレイザーが参加してくれました。
「WILLに参加したことで、自分の自信になった」「金融機関の人とかかわる機会はなかなかないので幅が広がる」「今後の自分の原動力になる」「金融機関の方から新しい視点を得た」「トレーニーがすごく熱心に取り組んでくれていいチームワークで取り組めた」といった声が、ファンドレイザーの体験談として挙がっていました。
先輩ファンドレイザーのみなさんが、とても熱心にWILLを推してくれていたのがうれしかったです。
2025年5月30日(金) で今年の支援先募集を締め切り、6月中に支援先を選考して、7月から半年間の伴走支援がスタートする予定です。
今年のWILLに参加されるファンドレイザーの経歴や参加動機等は、以下をご覧ください。
●大塚広基さん
(1) 社会人経験年数:10年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:ときどき参加(年に数回)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:ファンドレイジングスクールを卒業し、認定ファンドレイザーを取得することができたので、次は実践の機会を積みたいと思っていたところだったので、今回申し込みを決意しました。また、大学ファンドレイジング分野以外のファンドレイジングに触れることが、本業にもよい影響が生まれるのではないかと思うことも参加動機の1つです。将来はさまざまなジャンルの伴走支援ができるファンドレイザーになれればと思っており、東北地方の若者や非営利組織の活動を応援できる存在になれればと考えています。
●二宮佳代さん
(1) 社会人経験年数:20年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:ときどき参加(年に数回)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:ファンドレイジングスクールでNPOにおける資金調達がいかに大変であるかを目の当たりにし、めぐるさんのようにシステムで地域をよくしていくという発想に共感し、本プログラムを通じてさまざまな経験や知識を持つメンバーと一緒に、地域を支えたい一員として何かできればと思い、エントリーさせていただきました。
●橋本潤子さん
(1) 社会人経験年数:35年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:頻繁に参加(月に1回以上)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:自分はプロボノやボランティアの経験は10年以上あるけれど、本格的なファンドレイジングの経験はほとんどなく、スクールを受講した経験しかない状態だったので、WILL2025に参加することで、経験値を上げたい、同時に学べることはなんでも学び、それを少しでも生かすことで貢献したいと思ったことが動機です。
●福永光宏さん
(1) 社会人経験年数:30年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:まれに参加(年に1回あるかないか)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:去年、一昨年も、本企画には強い関心があり、参加したいと思っていたのですが、本業の仕事と折り合いがつかず、断念した背景があります。ファンドレイジングの機会を得たいとずっと思い続けているので、今回こそはと申し込んでみました。
●山田重昭さん
(1) 社会人経験年数:38年
(2) NPO・ソーシャルビジネスでの活動やボランティア経験:ときどき参加(年に数回)
(3) 「ファンドレイザー」を希望する理由、参加動機:ファンドレイジングスクールを受講しましたが、実践経験がないので経験を積みたいと思い、応募しました。
※参考:WILL2025@オンラインに参加する「金融機関等」について
●参加する金融機関名(職員数)
・西武信用金庫(2名)
・玉島信用金庫(1名)
・栃木銀行(1名)
●参加動機
・長年経験した領域(キャリアの大半が金融機関・製造業における経理部門)に加え、本プログラムを通じた他金融機関・ソーシャルビジネス事業者・ファンドレイザーの方たちとの連携により、他分野における知識や視点を取り入れ、自己の成長機会にしたいと考え、申し込ませていただきました。また、本プログラムでの経験をもとにソーシャルビジネス支援に関する知見を弊庫内に還元できたらとも考えております。
・ソーシャルビジネスを支援できる職員育成。本部職員として外部とのネットワークづくり。ソーシャルビジネスの情報収集。
・ソーシャルビジネス事業者の現状を知り、地域金融機関としてお役に立ちたいため。
以上
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