【レポート】WILL2022@オンライン:「振り返り会&懇親会」を開催しました

WILL2022@オンラインにトレーニーとして参加している江端です。


JPBVソーシャルビジネス支援プログラム「WILL」2022@オンラインの最後の定例ミーティングが12月21日(水) 15時から開催されましたのでご報告します。

メンバーは支援先(2団体4名)、トレーニー(3名)、ファンドレイザー(1名)、主催のめぐる(2名)の出席で開催しました。


今回は振り返り会&懇親会でした。

振り返り会では、ファシリテーターにJPBVの江上さんを迎え、出席しているみんなで、6か月前の開始当時の気持ちを思い出すところから始まり、がんばったことや、やり残したことなどを言い合いました。


特に、がんばったことに対して、それぞれのチームのメンバーからお褒めのメッセージを送り合い、6か月間の奮闘を称え合いました。

みんな、褒められることに慣れていないせいか、一瞬緊張して、あとは笑顔がいっぱいの照れくさい時間となりました。

成果報告会前の緊張感が懐かしく思え、終わるのだなと寂しさも感じました。


江上さんから、未来に持っていくものはそれぞれが得た成果で、過去に置いていくものはそれぞれが感じた感情との話があり、やり直したい悔しい思いなどはこの場に置いて、この6か月で会得した成果を活かしていくことをそれぞれが確認しているように思えました。


懇親会ではフリートークとなり、私感ですが、WILL2022@オンラインを笑顔で牽引し、最後まで場を和ませてくれた「ひだまり創」さんには元気をいただきました。


最後に、支援先の「寺子屋方丈舎」「ひだまり創」の健闘をこれからもずっと応援していきます。


【参考】WILL2022@オンライン:参加金融機関職員(トレーニー)の声(計4名/所属・肩書きは参加当時のもの)


●江端里栄さん(新潟県労働金庫 営業推進部 地域共生推進室 上席調査役) ※半年間の参加時間数:約60時間

『変化の法則』を支援先とやりとりする中で課題が見えてきたことがおもしろかったです。法人の価値を見出すことや気づいてもらうことを学ぶことは、ソーシャルビジネスを理解する上での貴重な体験として価値があると思います。金融機関として法人への伴走支援のあり方として得るものがあったと感じました。


●大澤昌幸さん(あかぎ信用組合 営業支援部 部長代理) ※半年間の参加時間数:約60時間

ソーシャルビジネスや寄付は、これまでの事業戦略の考えとは似て非なるものだと思いました。ソーシャルビジネスへの深い理解と寄付に関する支援フローのノウハウを学ぶことができました。また、“志金”支援において本プログラムで取り組んでいく一連のストーリーは非常に大事なものだと感じました。


●中川亨さん(公益財団法人新潟ろうきん福祉財団 専務理事) ※半年間の参加時間数:約60時間

『相関図』や『ロジックモデル』など、さまざまな図解手法をつくることによって、支援先の課題を明確にすることができました。プログラムを通してチーム参加者と新たな関係が生まれること、ソーシャルビジネスの育成を支援することを通して、社会課題を認識し、解決に向けた一歩踏み出せることが本プログラムの価値だと思います。


●西尾信哉さん(京都信用金庫 北大路支店 課長) ※半年間の参加時間数:約50時間

まだまだ地域金融機関とソーシャルビジネス事業者との連携が不十分だと感じました。地域金融機関が社会課題解決にもっと関心を持ち、かかわっていく必要があると気づきました。本プログラムで得た知識と経験を活かして、もっと連携を深めていきたいと思います。ソーシャルビジネスの実態を知ることができ、また金融機関側からの視点でアドバイスができる点で、プログラムに参加する意義があると思います。