【レポート】WILL2021@オンライン:「成果報告会」を開催しました

「JPBVソーシャルビジネス支援プログラム2021@オンライン」でトレーニーを務めています、早原です。


今回は、いよいよ本プログラムの集大成となる成果発表会でした。

各団体が、「社会を変える」計画と“志金”調達計画を発表し、参加者へ支援の必要性を呼びかけました。

どのチームも、半年間の集大成にふさわしい白熱した発表となりました!


最後に、半年間のプログラムに参加しての感想をお話できればと思います。


私は、今回のような長期の伴走支援に携わるのは本プログラムが初めての経験でした。

チームメンバーと四苦八苦しながら知恵を出し合い、「社会を変える」計画や“志金”調達計画を完成させることができた時には大きな達成感がありましたし、団体のみなさまが熱い思いを持って事業に取り組んでいることを改めて実感させられました。


そして、地域内外のステークホルダーとの連携・協働の重要性にも気づくことができました。

複雑化・多様化する社会課題を解決するためには、自団体だけの取り組みでは限界が生じてしまうケースも多くあります。

地域内外のステークホルダーとうまく連携することが、社会課題の解決するための一つの有効な手段であると感じました。


また、団体の方に寄り添いながらも、伴走者だからこそできる第三者的視点で課題点を整理することや、新たな取り組みを提案することの重要性にも気づくことができました。


半年間の長きにわたり、このような貴重な機会を与えたいただいたことに感謝いたします。


【参考】WILL2021@オンライン:「成果報告会」参加者の声(参加申込者数:111名)


「価値を大切にする金融」の意味がよくわかりました。

・単に「必要な資金を調達する」のではなく、支援先が取り組んでいる社会課題や受益者のニーズにも共感し、しっかり寄り添って伴走されたことが伝わってきました。

・金融機関の方がソーシャルビジネスの資金調達を考える取り組みに新しい可能性を感じた。

・社会課題に対してしっかりと目標とそれに対するレバレッジポイントをあげられ、わかりやすかったです。金融機関との連携も密に取れているように感じました。話についても数字を挙げられて説得力がある説明だと感じ、今後自分も実践していけたらと思いました。

・金融機関とソーシャルビジネスがこうやって一緒に社会に変化を与えていくことが大事だなと思いました。

・あまりにも金融機関が地域を知らないか、地域を知ろうとしていないことがわかりました。

・株式会社やNPOを問わず、ロジックモデル等を用いて問題の本質を理解し、寄付を募るターゲットを想定して戦略を練るのは、金融機関職員にとっても親和性があり、よいなと感じました。

金融機関の支援を受けるとソーシャルビジネスの思いがどう形になるか、プロセスの一端を学ばせていただきました。

・社会貢献と金融機関はちゃんとマッチする。

・参加した職員が苦労しながらもさまざまな気づきを得ていたことが印象的でした。貴重な機会をご提供いただき、ありがとうございました。

・最後に“志金”調達計画まで落としこんでいる発表に感心しました。

・各団体の事業内容もよくわかりましたし、金融機関目線のお話も興味深かったです。

・ソーシャルビジネスと金融機関の関係性のつくり方

ソーシャルな取り組みの熱さ、多様さ

知らないことや目を背けていたことがあると反省した。

・各団体ともプレゼンがまとまっていて、金融機関職員が行った取り組みもよくわかった。

・トレーニーの役割が企画段階ではわからなかったのですが、本日参加して、とても必要とされている事業・活動の一端を担われたのだということがよく理解できました。全国の金融機関の職員のみなさんにもぜひ参加していただきたいですね。