【レポート】WILL2021@オンライン:支援先3団体を決定しました
めぐるの木村です。
「JPBVソーシャルビジネス支援プログラム2021@オンライン」の支援先3団体を決定する最終選考会を、2021年6月3日(木)に開催しました。
本プログラムを主催するめぐるのほか、6名のトレーニー(金融機関職員)と3名のファンドレイザー(※1)とともに選考を行いました。
※1:本プログラムに参加する「金融機関」と「ファンドレイザー」のご紹介はこちらをご参照ください。
今回はみなさんとの初顔合わせの場でもあったため、各人の自己紹介からスタートし、応募書類に目を通した感想も伺いました。
ほとんどの方がこうした選考は初めてで、その難しさを感じられたようでした。
最終選考会では、みなさんから事前にご提出いただいた採点表をもとにじっくり対話しながら、以下の3団体を選出しました。
選考プロセスの中で、それぞれの考え方や思いを共有することもできたように思います。
●NPO法人葵風(愛知県岡崎市)
●認定NPO法人コクレオの森(大阪府箕面市)
●認定NPO法人発達わんぱく会(千葉県浦安市)
最後に参加者のみなさんへ今日の感想をお聴きすると、「ファンドレイザーの多様な視点に感銘を受けた」との声が多数挙がりました。
みなさんがこのプログラムに真剣に取り組もうとしていることがよくわかる最終選考会でした。
今後は、今回採択した3団体との事前オンライン会議を経て、2021年7月からいよいよ半年間のプログラムがスタートする予定です。
なお、今回は3団体の採択件数に対し、全国各地の17団体(※2)からご応募いただき、本当に苦慮した上での決定となりました。
※2:応募団体の概要はこちらをご参照ください。
そこで、本プログラムを共催するJPBVと相談し、JPBV会員等を対象とした「ロジックモデル作成支援オンライン研修」を2021年7~9月に開催して、今回採択に至らなかった団体(※3)に本研修への参加を呼びかけることにしました。
※3:参加団体数は2団体を想定しています。最終選考会での対話等を踏まえ、本研修を主催する合同会社めぐるがお声がけする団体の順番を決定し、参加を呼びかけます。
本研修の開催概要は以下の通りです。
本研修では、「地域金融に携わるみなさんとロジックモデルを完成させたい!」というソーシャルビジネス事業者のロジックモデルを、3か月間でともに作成します。
ロジックモデルは、ソーシャルインパクトの設定・検証に用いられる代表的な手法のひとつです。
https://simi.or.jp/tool/logic_model
ソーシャルインパクトの計測を実践したい、地域金融に携わるみなさまからのお申し込みをお待ちしています。
★【地域金融に携わる方限定】「ロジックモデル作成支援オンライン研修(2021年7月~9月)」開催概要★
◆日程(各回2時間程度)
・第1回:2021年7月上旬~中旬
・第2回:2021年8月中旬~下旬
・第3回:2021年9月下旬
※各回の日時は参加団体が決まり次第、その時点での参加者全員と相談の上、決定します。
※第1回と第2回、第2回と第3回の間には、参加団体へのフォローアップ会議をオンラインで開催し、ロジックモデルの作成をサポートいただきます。
◆配信方法 Zoom
◆対象 ソーシャルインパクトの計測を実践したい、地域金融機関の役職員など、地域金融に携わる方
◆定員 6名(先着順)
※2021年6月7日(月)現在、東信用組合(東京都墨田区)と株式会社宮崎太陽銀行(宮崎県宮崎市)からお申し込みをいただいています。
◆講師 木村真樹(合同会社めぐる 代表)
◆参加費 33,000円(税込)
※参加団体は無料です。
◆募集〆切 2021年6月30日(水)
◆申込方法 下記URLからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdqZka2onqtZ-tae4KO5iCJMVVicKTnsCfqyDEtjyEVQSsb6g/viewform
※お問い合わせは下記URLからお願いします。
https://www.meguru.social/pages/2497826/contact
<参考>
ぼくは数年前に佐賀県で、金融機関職員がソーシャルビジネス事業者のロジックモデルづくりを伴走支援する研修の講師を務めたことがあります。
参加者の声等も掲載されているこちらのレポートもご参照いただけますと幸いです。
0コメント