【レポート】WILL2024@オンライン:「振り返り会&懇親会」を開催しました

WILL2024@オンラインにトレーニーとして参加している和田です。


12月24日に最後のミーティングである「振り返り会」が開催されました。

成果報告会から1週間しか経っていませんが、なんだか久しぶりに会った気になってしまいました。

報告会直前は定例ミーティングの間に2日に1日のペースでミーティングを行ってきたからかと思います。

みなさん、本日までの6か月間、お世話になりました。


今回は、ファシリテーターをJPBVの江上さんにお願いして行いました。

WILLに参加してからずいぶん初めての体験をさせていただきましたが、最後も振り返りの手法として「ORID(オーリッド)」を使うとのこと。

最後まで勉強させていただきます。


▼Objective question(観察したこと)

支援センターあんしん:十日町市のインフラを担っている。まなぶさんの受け止め力。

Since:まなてぃーさんの真面目さ。Sinceのこどもたちがいきいきしていたこと。

などの意見からも、今回の2団体の取り組みに全員が引き込まれていったことがいい時間を過ごせた要因だと感じました。


▼Reflective question(何を感じたか?)

・Since:報告会でうまく話せたのかもやもやしている。提案の賛同を得た時にやる気が出た。

・支援センターあんしん:一つのものを全体でディスカッションする楽しさ。

立場は違うが、一つのチームとなってやり遂げられた感想が多かったかと思います。


▼Interpretative question(どんな気づきや教訓を得たか)

・支援センターあんしん:産みの苦しみと乗り越えられた時の喜び。

・Since:練習は裏切らない。

全員で何かをやり遂げるためには、互いの意見も大事にすることや、私自身は自由な雰囲気をチームのメンバーがつくってくれたことによって、いろいろな気づきを得ることができたので感謝です。


なお、以上のコメントは和田が抜粋しています。


▼Decision question(今後どのように行動を変えるか)

最後にそれぞれが発言しました。


私自身、新たな気持ちで助成先や融資先のNPOと向き合う前向きな気持ちをみなさんからいただきました。

微力ですが、支援センターあんしんのまなぶさん、Sinceのまなてぃーさんを応援していきますね。

また、来年もチームミーティングがありますので、今後のあんしんさんの「にもプロジェクト」にもかかわっていきます。


最後に、みなさんありがとうございました。

またどこかでお会いしたいですね。


【参考】WILL2024@オンライン:参加金融機関職員(トレーニー)の声(計4名/所属・肩書きは参加当時のもの)


●石神直矢さん(あかぎ信用組合 営業支援部 代理) ※半年間の参加時間数:67時間

「社会を変える」計画づくりを通して、「変化の法則」「ロジックモデル」「ドナーピラミッド」等の一つひとつを可視化することで、事業の中身や真に必要な“志金”を把握することができました。ソーシャルビジネスを理解することで、潜在層にも至っていない企業を掘り起こす視野が広がったように思います。融資だけでなく、寄付やクラファンにも目を向けることで、顧客に多彩な支援を提案できる知識を得ることができました。


●西裕輝さん(栃木銀行 法人営業部 地域創生室) ※半年間の参加時間数:60時間

WILLに参加するまでは「フリースクール」という言葉すら知りませんでしたが、行政が補えないことを行っていて、すばらしいと思いました。どの金融機関もサスティナビリティを掲げていますが、脱炭素や空家問題等、目に見えるものにしか取り組んでいません。WILL支援先の事業者は真の社会課題解決に取り組んでいて、金融機関はこのような事業者の支援が必要だと思います。


●和田健吾さん(九州労働金庫 事業部 福祉金融推進課 課長) ※半年間の参加時間数:50時間

WILLでは何から何まで初めて聴く言葉ばかりで、これまでのソーシャルビジネスとのかかわりも九州ろうきん「NPO助成」のみでした。そん中、「変化の法則」や「ロジックモデル」などで成果等を可視化することで、ビジョンやミッションがわかりやすくなることや、「ドナーピラミッド」を作成することで、ソーシャルビジネスを取り巻く関係者との濃淡が明確になることを学ぶことができました。寄付に対する考え方も変わりましたし、ソーシャルビジネスにより積極的にかかわるきっかけになったと感じています。